キャンプ=テント
、、と思われがちですが、違います。キャンプするためにまず揃えるべきアイテムは、
「アウトドアチェア(イス)」
です。
なぜ「アウトドアチェア(イス)」からなのか
アウトドア初心者が、いきなりテント泊からキャンプデビューするのは、かなりハードル高いです。
キャンプサイトで一晩過ごすにはたくさんの道具が必要だからです。
テントだけ買っても、寝られません。
テントの床は冷たくて痛いので、マットは必須です。自宅にあるラグやカーペットでも代用できますが、嵩張りますね。
掛け布団も嵩張りますので、寝袋の方が良いでしょう。そんなもの普通の家庭にはありませんから買い足すしか無いですね。
何より夜を過ごすにはランタンが要ります。懐中電灯では
春先や秋など寒い時期は、焚き火をしたくなります。というか焚き火しないキャンプの夜なんて考えられません。
でも、
昼間にお弁当持って、イスに座って自然の中でのんびり過ごして、
肌寒くなってきたら片付け始めて、暗くなる前に帰る、
くらいなら、気軽にチャレンジできそうですよね。
これも充分キャンプです。
我が家の「イス」たち
我が家は4人家族ですが、同じイスを4脚揃えることはしませんでした。
個人の好みがありますし、いろいろな種類を試したい気持ちもあるためです。
そのため、同じ種類のイスは1脚または2脚しかありません。
ただ、トータルでは人数分以上のイスを保有しています。
異なる種類のイスを、状況に応じて使い分けています。
- 座り心地が抜群: ヘリノックス「キャンプチェア/サンセットチェア」
- パッと広げるだけで座れる: アディロンダック「スモールキャンパーズチェア」
- あらゆるシーンで便利: キャンパーズコレクション「e-ネクスト ベンチ」
- リュックに入るコンパクトさ: アディロンダック「マイクロチェア」
ヘリノックス「キャンプチェア/サンセットチェア」
ヘリノックスは人気ですよね。
一番よく見るオーソドックスなのは「チェアワン」ですが、
「キャンプチェア」と「サンセットチェア」を1脚ずつ持っています。
「チェアワン」に比べてこれらは座面が高いです。そのぶん、立ったり座ったりが楽です。
同じものにしなかったのは、背面の高さの好みが違うからです。
私のように背もたれを必要としない人は「キャンプチェア」、夫のように背中から頭までもたれさせたい人は「サンセットチェア」が良いです。
アディロンダック「スモールキャンパーズチェア」
色違いで同じ形のものを2脚持っています。
スモールという名ですが、大人でも特に窮屈に感じることなく座れるサイズです。
座面が低いので、こどもたちも座りやすいです。
ヘリノックスは座り心地は抜群ですが、組み立てるのが面倒です。
が、このアディロンダックは、パッと広げるだけですぐ座れるのが最大のメリットです。そのぶん収納時は嵩張りますが。
キャンパーズコレクション「e-ネクスト ベンチ」
通常、ベンチは横長なので収納の幅を取り、運ぶのも大変ですが、このベンチは中央から折りたためるので非常にコンパクトに持ち運びできます。
そのため、海水浴など、駐車場から離れたところまで荷物を持って行く時に重宝しています。
ベンチひとつあれば、頑張れば大人1人とこども2人座れます。イスを複数持っていくより楽です。
あぶれた大人1人は、そこらの石や地べたに座れば良いのです。
オートキャンプなど、荷物運びの無いシーンでも荷物置きとして大活躍するので、必ずもっていきま。
実はこのベンチ、置き忘れてしまって一度紛失しています。
それでもまた同じものを購入したくらいお気に入りです。
イスさえあればキャンプは成立する
ある日森の中で、おもむろにアウトドアチェアを広げ、特に何をするわけでもなく、自然の中でのんびり寛いでいる老夫婦を見たことがあります。
いやー、、カッコよかった。
宿泊キャンプだけでなく、日帰りバーベキューでも、海水浴でも、花火大会でも、運動会でも、なんなら河川敷でお弁当を食べるだけでもいいのです。
「アウトドアチェア(イス)」があればキャンプは成立します。
アウトドアショップに行って、いろんなチェアに腰掛けてみて、ぜひ好みの座り心地のアウトドアチェアを見つけてください。
それでは今日も穏やかに過ごせますように。